こだわり
梅田皮革工芸のこだわり
とにかく価格重視で小さくしてくれるお店を探している
というお客様には、どうでもいい内容です…^^;
梅田皮革工芸が一番大切にしている『こだわり仕様』を
ご紹介します!
新しく使う材料

当時触れていたものを、なるべく多く残したい!
そんな思いから、手間をかければ使えるものは取り外して使い、なるべく新しい材料は使いません。
この他にミシン糸や接着剤なども使います。
手縫い糸は見学に来た小学生に「ヒモ?」と言われたくらい太いです。
裁断面を着色する(コバ塗り)仕上げや、新しい合成皮革でへりを巻く仕上げは、手早く作れて簡単だけど、私には何だか物足りません。
新しい材料を使わないために、苦手な加工もあります。
『劣化してしまったランドセル』です。
冠(カブセ)ランドセルのフタの部分がべたついていたり、曲げてみるとひび割れがあるものは、きれいに仕上がりません。
該当するお客様はこちらをご覧ください
ルックスも自慢
かわいいもの大好き!!
そんな私が考えに考えて今の形になりました。
魔法で小さくしたみたい!というお客様からの声もいただきます。
そう言っていただけて、光栄です^^v
カブセ:金具はもちろん、6年かけてついた傷がミニになっても同じ場所に。
マチ:それぞれのランドセルにあわせて、一針一針縫い上げていきます。
まとめ:ランドセルから取り外した「へり」を巻くテープ(縁革)。
元の角がミニでも角になります。
丁寧に縫い目をほどいて、元の縫い目を手縫いで拾っていく独自の製法です。
※元のランドセルの状態、仕様によっては違う仕上がりになる場合があります。
冠(カブセ)の加工イメージ
- 「縁革」(へりがわ)が取り外せるもの
- 「縁返し」(へりかえし)のもの
元のランドセルの角のキズなどは、ミニランドセルになった時には残りません
(色が違って見えますが,同じランドセルです)
分業はしません
- 解体は○○さん
- 裁断は○○さん
- 接着は○○さん
- 縫製は○○さん
- 金具取り付けは○○さん
- 梱包発送は○○さん …
こういうのが分業です。
短期間にたくさんのミニランドセルを作るには、分業したほうが効率が良いです。
梅田皮革工芸では、すべての工程を1人でやっています。
時期によってはお待たせすることもございますが、どうぞたのしみにお待ちください。
加工前のランドセルの写真
送る前に写真を撮り忘れたので、撮ってもらえますか?
というお客様がたまにいらっしゃいます。
ポストカードにしてお返ししたらとても喜んでいただけたので、オマケで始めてみました。
(このサービスはミニランドセルのみです)